村上氏の逮捕について

ストレートに言う。
お前ら本当に名高い灘の皆さんですか?小学生みたいな発想してんじゃねえよ。
村上氏のインサイダーの件はアレは確実に無罪。どう考えても無罪です。
根拠その1。宮内氏のメールが見つかったと村上氏は語っていたがメールは確実な証拠にならない。
後で何度でも改ざんだって出来る代物。というか永田議員のときにそれくらい分かったでしょ。
根拠その2。100歩譲ってメールの件を許したとしても明らかにいちゃもんに近い。
宮内がべらべら喋ってたまたま聞いてしまった、な感じのこと。彼自体に責任があるかも怪しい。
それにそのような細かい所まで調べていると日本中でどれだけの企業が摘発されることやら。
要は「君立ちション便したから交番まで来てください」といっているようなもん。
根拠その3。上記のことより裁判で争ったら明らかに村上氏が有利になる。つーか100%勝つ。
しかし村上氏は何故か記者会見で容疑を全面的に認めて会社の解散を促した。
その行動の理由は次のような者があげられると思われる。
1.ただでさえ人気が良くなかったため、ここで潔く引き払って人気の向上を図った。
この可能性は明らかに0。逮捕された地点で世間評価はマイナスの域に達することくらい自明。
だからこの線を肯定することはあまりにも愚かな判断と言えよう。
2.実はインサイダー以外に決定的なものがあってインサイダーで公安と手を打った。
こう考えると全てが繋がる。公安二課=マネーの専門部署が動いたらしい(親から聞いたことだが)ので
おそらく彼は資金源に不味いルートがあったのだろう。(暴力団北朝鮮イラク等)
しかし彼は不味いルートを知っていたか、と考えると知っていないと考える方が自然であろう。
なぜなら、彼の能力では「法を守っても大量の金を稼げるから」だ。
彼は法を守っても完璧な金儲けを出来る。では何故法を破ってまでして金儲けをしようとするであろうか?
要するに彼は「マネーロンダリング」が出来なかった訳だ。
私の父の知り合いに村上(ファンドとは無関係)という人がいるが
「村上も丸木も金の胡散臭さを見る目は無い。俺なら一瞬で分かるが彼には経験が足りない。」のようなことを父と語っていた。
だから今回の件は村上氏が法を破ったというよりも「胡散臭い資金源を見抜けなかったことによる悲劇」といえよう。
軽く片付けるとこういうことになる。
まず村上氏は別にインサイダーでもなんでもない。ただ、資金源に不味いものがあったことに気づかなかった。
そしてある日公安ニ課が来て、こう取引を持ちかけた。
「君の資金源にこういったものがある。情報を提示して貰いたい。そのかわりインサイダー取引という軽い罪でしょっぴいてやる。」
村上さんはそこですぐさまOKして、インサイダーでの逮捕、という建前が見事に形成された訳だ。
公安ニ課がインサイダーで逮捕した理由は「情報の提示」というものを求める権利が無いからであろう。
「情報の提示」という本来求められないものを求めること代わりに「本来の罪の軽減」を行った、ということだ。
ではそこまで公安が村上氏を守る理由は何か?と聞きたい人が居るであろう。
それはズバリいうと「村上なんかに興味が無い」からだ。
今公安ニ課が全力で追っているのは「北朝鮮山口組の金の動き」だと聞いた。
村上と交渉をすればそれに関する情報を手に入れることが出来る。しかし、
村上を普通に捕まえたらそれで終わり、情報を手に入れることは出来ない。
公安が「村上一人をしょっぴく」か「情報を貰う」かは歴然であろう。
これが今回の一連の逮捕劇の真相(に近いもの)だ。決して君達の考える単純なもんじゃない。





という話を昨日親父としました。なるほどねー。不自然な行動の裏を読む、そこまでしか俺にはまだ出来ないですぅ。